私たちの業務は単に有害生物を防除するだけでなく、その防除という行為によって起こる環境への影響にも配慮する必要があります。人間にとって都合の悪い生き物であっても生態系の視点で見れば何かしら役割があったりします。全滅させれば良いと考えるのではなく、あくまでも人間に害が及ばないレベルまで押さえ込むという考え方。どちらか一方に偏らないバランスのとれた防除スタイルが求められています。
羽アリが飛び立ったら白アリが生息している可能性があります。その数は一万~百万匹です。駆除しなければ大切なマイホームが喰い荒らされてしまいます。シロアリはとても生命力が強く被害も甚大です。被害調査、駆除施工、追跡調査、新築時の予防まで、専門家であるシロアリ防除施工士が徹底した管理を行います。 |
人の健康や経済活動等に対して悪影響を生じさせる生物をペスト(有害生物)と呼び制御の対象になります。しかし益も備える場合があり、自然界のバランスや保護の観点からも安易に処理することはできません。ケースに応じた専門的な対策と判断が重要となります。 |
当社では昆虫同定検査業務を取扱っています。異物混入や建物内に侵入・生息していた昆虫がどのような種類であるかを知ることは非常に重要です。発生源や侵入経路、寿命や繁殖期間を知ることで、それぞれの昆虫に対する防除方法で対応できます。原因の明確化は全ての出発点であり、豊富な経験と知識、設備を要する最も重要な段階です。 |
環境微生物管理とはカビやウィルス、食中毒の原因となる菌類の対策管理です。主には建築物内のカビ・病原菌対策、医療施設では院内感染防止対策、食品工場や飲食店では食中毒予防対策と各カテゴリーに対応しています。人体・経営に直接的な被害を及ぼすリスクを防ぐ万全の対策が必要です。 |
整理整頓・清掃は衛生管理の基本です。不潔な空間は健康被害を被っていると言っても過言ではありません。環境の良い空間は仕事の効率化や生活リズムも良くなりマイナス要素はありません。建物内外、汚水槽等の各種清掃管理及び菌検査、水質検査等の定期的な実施・管理が大切となります。 |
当社では有害生物防除において、より効果的で経済的な防除、また安全性が高い防除をお客様に提供できるように積極的な学会・勉強会への参加と資格取得を励行しています。また、公益社団法人日本ペストコントロール協会から優良事業所として認定、広島県からは建築物ねずみ昆虫等防除作業の指定登録を受けています。 |